浮き彫りになった格闘技界の課題とは。昨年12月に詐欺容疑で逮捕された女子キックボクサー・ぱんちゃん璃奈(本名・岡本璃奈=28)が23日、自身のユーチューブチャンネルに謝罪動画を投稿。投資詐欺で1500万円をだまし取られたことが動機だったと告白し、大きな反響を呼んだ。この問題に〝バカサバイバー〟こと青木真也(39)がメスを入れる。
ぱんちゃんは昨年12月、那須川天心と武尊の直筆サイン入り限定ポスターを偽造し販売するとうたい、代金をだまし取った疑いで兵庫県警垂水署に逮捕された。
動画ではスーツ姿で深々と頭を下げて謝罪し「被害者の方とお会いさせていただき、謝罪を受け入れてくださいました」と報告。騒動の中でもサポートを続けるファンや関係者に感謝しつつ、動機として一昨年3月に投資話にだまされたと明かした。
知人からの「100%もうかる」という言葉を信じて300万円以上を入金したところ、約1週間で送金先との連絡手段がなくなり、さらに「必ず戻ってくる」という言葉とともに紹介された新たな相手にも数百万円をだまし取られたとした。
こうして負のスパイラルに陥り、昨年6月の時点で膨らんだ損失は1500万円以上に。同時期に大ケガで長期欠場を余儀なくされたため「善悪の判断がつかなかった」と猛省した。
今回の騒動について青木は「俺の周りでこんな投資話、聞いたことがない。だから格闘技界がそういう集団に狙われてるってわけじゃないと思う。シンプルにぱんちゃんがそういう連中に狙われやすい子だったってことじゃない? この話が本当なら」と声をしゃがれさせる。
また「絶対にもうかる」という話を信じたという説明には、選手の収入が上がりやすい時代になったからこそ起きた問題だと指摘する。
「そんな甘い話、普通に生きてたら信じないし、そもそも相手にしないじゃん。でも、格闘技界にはそういうのが分からない子がいて、そういう子でも今は力があれば、一獲千金できるんだよ。だから夢があるんだけどね。実際、ぱんちゃんだって自由にできる金が1500万円あったわけだし」
結果的に、だまされた選手がファンをだましたことになる。そのため青木は「もうスポンサーも経済的にサポートするだけじゃダメな時代なんだろう。『絶対にもうかる投資はない』とか『謝罪動画に広告を入れない』とかの常識を教えたり、教えても理解できないような子は徹底的に守るとか、そういうサポートをしてあげた方がいいんじゃない?」と主張した。
存分に持論を展開するや「じゃあ、俺はこれからフィリピンに行くよ。エドゥアルド・フォラヤンに『投資詐欺に気をつけろ』って言ってくる!」と言い残し、自転車で走り去った。













