大宮競輪GⅢ「東日本発祥74周年 倉茂記念杯」が19~22日の日程で開催される。初日特選12Rの深谷知広(33=静岡)は、郡司浩平(32=神奈川)に初めて前を任せることになった。
かつて平成の怪童と呼ばれた男が新境地を開きはじめた。昨年末の伊東記念で「時と場合によっては人の後ろを回って勉強していく」と今後の方向性を示していたが、今回ひとつの大きな決断をした。
「郡司に任せます」
郡司との南関2車という構成で、今までなら待ったなしで深谷―郡司の並びだったが、初めて郡司に前を託すことになった。
「これからは相手メンバーなどによって、(前後を)その時々で決めていければ。今回のメンバーなら郡司(が前なら)のうまさが生きると思うので。南関で一番強い選手の後ろを回ることで得られるものもあるはずなのでしっかり勉強したいです」
くしくも郡司も「今後のことを考えると、お互い経験を積んでいってもいいのかなって」という思いがあり、今回の並びは「わりとあっさり」決まったようだ。
前後を入れ替えてGⅠタイトルを何度も取ってきた平原康多(40=埼玉)と武田豊樹(49=茨城)の関東ゴールデンコンビや、今でいう清水裕友(28=山口)と松浦悠士(32=広島)のタッグのような関係を、深谷と郡司で築くことができるのか…。新たな歴史の1ページが、この初日特選で刻まれる。












