名古屋競輪FⅠ「CTC杯」は16日、初日を開催した。メインの特選12Rは吉田拓矢(27=茨城)が関東別線の佐々木悠葵(27=群馬)を突っ張って先行勝負。全力を出し切って2着に粘り、番手差しで勝利した坂井洋(28=栃木)とワンツーを決めた。

 早くから車間を空けて援護した坂井は「空けないと(相手の反撃に)対応できない。いっぱいいっぱいですよ。でも、あれだけ頑張ってくれたので。強かったです」。気持ちの入った走りを称えた。

 吉田拓は前回の不調を自転車が原因と判断し、以前のフレームにチェンジ。前検日(15日)は「練習で良かった」と手応えを口にしていた。その感覚はレースでも同じで「踏み上がっていく感じだった。最近にない、いいレースができた」と胸を張った。

 2日目(17日)は準決12Rに登場。地元の吉田敏洋(43=愛知)が番手に付く、ちょっとびっくりな番組だ。当然、自力勝負だが「後ろが重鎮なので」と気遣ってレースを組み立てる。