遠藤エミ、椎名豊、片岡雅裕、宮地元輝――。2022年は4人がSG初V。グランプリも6人が初出場と〝新鮮力〟が台頭した。2023年もさらなる新星出現の期待が膨らむ。そこで東スポグループ・ボートレース取材班では2023年にブレークする可能性が高いヤングレーサー5選手を厳選。その5人が「2023年の決意表明」を行った。

◇中村日向(24)香川支部122期

「成長」――。

 2022年は2月の鳴門・四国地区選でGⅠ初優出(3着)を果たしたものの2022年後期はA2降格。一流レーサーとの対戦で課題が明確となった。

「直線の差ですね。自分は乗り心地やターン回りを重視して調整する。でも記念に出てくる人は直線をすごく出してくる。自分好みに仕上げながら直線もつけられるようにしたい」

 2022年は香川支部レーサーの活躍が光った。片岡雅裕が8月の浜名湖メモリアルでSG初制覇、9月の多摩川ヤングダービーでは近江翔吾がGⅠ初V。特に兄弟子となる片岡の優勝は鮮烈だった。「ずっとボートレースと向き合っている方だけに見ていてシビれました。同時にあんな形でも勝てる。優勝戦に乗りさえすれば、どのコースからでも必ずチャンスはあると実感させられた」とSG6コースに大きな刺激を受けた。

 自身の変化も実感している。「先輩達が教えてくれることを〝吸収〟できるようになった。以前は教えてもらったことを理解しきれていない部分があった。これからは先輩達の教えのいい部分を集めた〝ハイブリッド〟な存在を目指します」。〝吸収力〟がついたことで進化スピードも確実にアップ。また香川から新星が飛び出しそうだ。

☆なかむら・ひゅうが 1998年11月8日生まれ。香川支部の122期生。香川県出身。2018年5月にまるがめでデビュー。2019年12月のまるがめで初勝利&初優出。通算17優出。同期に畑田汰一、安河内健、中亮太、原田才一郎らがいる。