遠藤エミ、椎名豊、片岡雅裕、宮地元輝――。2022年は4人がSG初V。グランプリも6人が初出場と〝新鮮力〟が台頭した。2023年もさらなる新星出現の期待が膨らむ。そこで東スポグループ・ボートレース取材班では2023年にブレークする可能性が高いヤングレーサー5選手を厳選。その5人が「2023年の決意表明」を行った。

◇高憧四季(23)大阪支部124期

「優勝!!」――。

 2019年5月にデビューすると、その年の7月に17走目で初勝利を挙げる。2021年には2月にびわこで初優出、12月のGⅢQCシリーズで2回目の優出。そして今年は6優出をマークしている。しかも、そのうち3回が男女混合戦。2月の住之江優勝戦では2号艇から1号艇・守田俊介を相手に果敢に握って迫るなど男子強豪にも引けを取らないレースぶりを見せた。

 優勝をつかみかけたレースもあったが、ここまでVはなし。「実力が足りていない。ただ、以前よりは身近になったとは思います。ペラも旋回もまだまだできてないことがたくさんある。もっと上手くなったらレースが楽しくなるかなと思います」と悲願の初Vへの思いを冷静に明かす。

 2023年の目標は明確だ。

「自分の課題を1個1個修正していって優勝すること。そして早く6点台の勝率を取ってA1になりたいです」

 高校時代はサッカーに打ち込み、全国大会出場も果たしたスポーツ少女だった。カタールW杯の日本代表の試合をテレビ観戦。「感動をもらいました。サッカーの経験はバランス感覚や全体を見る力など、ボートレースに生きていると思います」と刺激を受けた。

 2月の蒲郡GⅡレディースオールスターもファン投票14位で選出。これもファンが高憧の資質と未来に大きな期待を寄せている証拠だ。
 
☆たかはた・しき 1999年11月10日生まれ。大阪支部の124期生。大阪府出身。2019年5月の住之江でデビュー。同年7月の住之江で初勝利。2021年1月のびわこで初優出。通算8優出。同期に末永和也、前田翔、佐藤航、中島秀治、元村大、山川波乙らがいる。