ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(33=志成)が27日に練習を公開。31日に東京・大田区総合体育館で行われるWBA同級王者ジョシュア・フランコ(27=米国)との2団体王座統一戦へ好調をアピールした。
井岡は今月19日まで米国・ラスベガスで約2か月の合宿を敢行。この日は2Rのシャドーボクシングを公開し、順調に調整を進めている。
ラスベガス合宿ではタイプの違う3人のパートナーと合計101ラウンドのスパーリングをこなした。さらに元統一世界ヘビー級王者マイク・タイソン(米国)らも走りこんだマウント・チャールストンなどでスタミナ強化を徹底。井岡は「心臓が破れないかなって思うくらい苦しい坂なので。自分のためとは思いながら憂うつな気持ちで走ってました」と、ハードトレーニングを振り返った。
厳しい練習を積み重ねて準備してきたからこそ、たどり着ける境地もある。井岡は「日々自分との戦いの中で、いかに質を上げるために(戦っている)。少しでも気を抜いたり自分に負けてしまうとその質が落ちるのは分かるし。日々の葛藤が自分自身を強くしている。過程がないなかでいきなりリングに上がっても自信は持てない。自分を信じられることを日々やっているので、リングに上がるときに自信を持って臨める」と胸を張った。
勝てば来年はWBC世界同級王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)との大一番も見えてくる。だがその一方で報道陣からの「負けたら終わりの覚悟はあるのか」という問いに「あります」と断言する一幕もあった。不退転の決意を胸に、井岡が自身11度目の大みそか決戦、統一戦のリングに向かう。













