宝塚歌劇団初代宙組トップスターで女優の姿月あさと(52)が8日、大阪市内で宙組25周年記念コンサート「明日へのエナジー」(来年3月3~6日=東京・よみうり大手町ホール、同11~14日=兵庫・宝塚バウホール)の取材会に登場した。
1998年に宝塚歌劇団の新たな組として誕生した「宙組」。その初代トップスターを務めた姿月が、2代目トップスターの和央ようか、宙組で活躍後、星組トップスターに就任した湖月わたると贈るスペシャルステージ。
姿月は数年前、ミュージカル『エリザベート』で和央と湖月と共演し、「また、一緒にやりたいね」と共感。自ら宙組25周年記念コンサートの企画書を持ち込んで実現したとあって、「コロナ禍で公演が中止になるなかで、『明日へのエナジー』という歌自体が皆さんのエネルギーになるのではないかというのがコンセプトの一つ。私たちが歌って踊った後にも再演が何度もされているんですが、宙組ができた時のエネルギーを、初代の私たち3人でもう一度伝え直したい」と熱く語った。
和央と湖月とは現役中、あまりに忙しく食事どころかお茶をする時間もなかったが、今回のポスター撮影後に初めて、3人で食事をしたという。
「今でこそ『大変だったね、つらかったね』って笑って話せるけど、宙組という先輩のいない道なき道を一緒に作ってきた仲間。一緒にお稽古してた思い出が大きい。2人ともいろいろなお役の経験があったので頼りになった。信頼があった」
宙組のトップスターとして活動する中で、非難にもさらされた。
「皆さんが『あなたが(トップスターに)なって良かった』と思う数と同じくらい非難を浴びて、舞台の上だけが安全な場所だった。結果を出さないと認めてもらえない。毎日舞台に出て、できる限りのことをすることで認めていただくしかない。多くを語るより、見てお客さまに感じ取っていただくしかなかった」
そんな経験をしてきただけに、今回のサッカーW杯の日本代表にも「私は(トップスターに)適してるとは思わなかったですけど、誰かが一歩踏み出さないといけない。W杯を見てると当時と同じ気持ちになった。私自身、誰もしたことがないことをするのは怖かったけど、挑戦しないと何も始まらない」と思いを重ねていた。












