小田原競輪S級シリーズが1日に開幕。6RのS級予選に登場する渡辺雅也(21=静岡)に、あの深谷知広(32=静岡)との連係について振り返ってもらった。

 11月8日に行われた平塚FⅠ準決勝12Rでは、深谷と渡辺の静岡2人が同乗。どう並ぶのか注目されたが深谷―渡辺の順(3番手に東龍之介、32=神奈川)になり、結果は深谷が1着、飛び付かれた渡辺は連結を外して5着だった。

「今の自分が深谷さんの前を回っても、絶対に足手まといになると思ったんです。それに自分が将来目指すところはそっち(追い込み)なので、後ろに付かせていただきました。こんな簡単に(深谷の後ろを)回ってしまっていいのか、っていう思いもありましたが。だからこそしっかり付け切りたかったけど力不足で…。でも、この経験を絶対に生かしていきたい。今後もそういう機会があったら、どんどん勉強していきたいと思っています」

 とはいえ、追い込み転向はまだまだ先々の話。「もちろんまだ自力でやります」と初日も地元の村上直久(41=神奈川)の前回りを買って出た。人の後ろを回ったことで学べたことも多々あるはず。今はそれを生かして「自力選手」としてさらに成長していく。