漫才コンビ「酒井くにお・とおる」のくにおさん(本名・酒井国夫)が先月28日に慢性虚血性心疾患のため、死去した。享年75歳。7日、所属事務所の松竹芸能が発表した。

 岩手・奥州市出身のくにおさんは1970年にさがみ三太・良太に入門し、コントを始め、72年に漫才に転向。上方漫才大賞を受賞し、昨年は大阪市市民表彰・文化功労部門を受賞していた。

 弟のとおるはコメントを寄せ、「酒井くにおは寄席の舞台、そして人生の舞台からも幕を下ろしてしまいました。10月28日早朝、横なって寝ているような姿でした。応援してくださった皆さん、松竹芸能の皆さん、関係者の皆さんにお世話になり、52年の芸人人生でした」「感謝の言葉しかありません。5年前、腰の手術をしてからは、年々、体が思うように動かず、悔しく、辛かったと思いますが、人前では、目一杯元気な姿を見せようとしてたね!もう!頑張らなくて良いよ!!ゆっくり休んでください!今までありがとう!」。
 
 漫才師の横山ひろしは「たかしひろしとくにおとおるは同じ時代を生きて来たので寂しいです。あちらに行ったら横山たかしも居るので仲良くしてください。安らかにお休み下さい。お疲れ様でした」とコメントした。

 葬儀は6日に近親者のみで執り行われた。