嵐の櫻井翔(40)が今年大みそかのNHK「紅白歌合戦」のスペシャルナビゲーターに就任した。司会の大泉洋(49)、橋本環奈(23)、桑子真帆アナウンサー(35)とともに番組を引っ張っていくようだが、役割はまだ謎に包まれている。それでもわざわざ出演する先に見据えるものは――。

 櫻井がスペシャルナビゲーター就任という発表があり、芸能界は困惑しきりだ。新しくできたポジションということで、多くの芸能関係者が「本番で何をするんですかね」と首をかしげている。ただ、司会と同じタイミングで発表されたということは、それに準ずるポジションなのだろう。

 嵐のメンバーで今年の〝紅白出場〟が確実視されていたのは、松本潤だった。来年の大河ドラマ「どうする家康」で主演することが決まっているからだ。

「松本は審査員、もしくは別の形で出演するでしょう。番組内で櫻井とからめば話題になる。昨年の紅白は視聴率が低かったので、2人の力で数字を押し上げてもらおう、という考えもある」(芸能プロ幹部)

 今年は松本が出演するのが自然であり、わざわざ櫻井がスペシャルナビゲーターというポジションを新設してまで出る必要はないのだが、少しでもNHKに恩を売っておきたい、という思惑が見え隠れする。櫻井、ジャニーズは「NHKのキャスターになる!」という野望を共有しているからだ。

 櫻井は現在、毎週月曜日に日本テレビ系報道番組「news zero」でキャスターを務めている。「日テレは櫻井の囲い込みを図るべく『zero』に月曜日だけではなく、月~金の帯で出てほしいとかなり前からオファーを出しているんです。だけどジャニーズはこれを断り続けている」(制作会社関係者)

 毎日となると拘束時間も長くなり、ほかの仕事がやりづらくなるなどとしてオファーを受けていないが、理由はそれだけではない。

「ジャニーズは櫻井をNHK、できればニュース番組のキャスターにしたいのです。そのために民放の報道番組を帯でやるわけにはいかないのですよ」(同)

 NHKで、それもニュース番組でキャスターとなるとかなりハードルは高いが、いま同局は変革の時を迎えている。「比較的若い視聴者を獲得することが最重要課題となっている。そのためさまざまな改革を行っているのです。それこそ櫻井がニュース番組キャスターとして座っていてもおかしくない」(同)

 昨年の東京五輪ではNHKの関連番組スペシャルナビゲーターとして活躍したが、最近はNHKとの関係はめっきり薄くなっている。紅白を機に、櫻井とNHKは再接近――その先には待望のキャスターの座が待っているか。