16世紀のフランスの予言者ノストラダムスが故エリザベス女王の死を予言していた――。多くの英メディアが驚きをもって報じている。正確には、ノストラダムスの予言を詳細に解釈し、2005年に出版された本が女王の死を当てたわけだ。予言はさらに続き、チャールズ国王はすぐに退位し、“期待されていなかった男”が後を継ぐというのだが…。
ノストラダムスの大予言といえば、「予言集」の詩の一つに「空から恐怖の大王が来るであろう。アンゴルモアの大王をよみがえらせる」というものがあり、「1999年7の月」に人類が滅亡するという予言を残して、大外れだったとされる。
しかし、今でも多くの研究者がおり、「そもそもノストラダムスは2135年まで予言詩を書いていた。だから、1999年の人類滅亡説は解釈が間違っていたのだ」として、研究を続けている。
研究によると、2019年にパリのノートルダム大聖堂が火災になること、20年に商業宇宙旅行が実現することなどを予言していたという。
中世フランス史研究家で作家の英国人マリオ・レディング氏もノストラダムス研究者の一人だった。著書「ノストラダムス:未来のための完全な予言」(05年)は、ノストラダムスの詩を再解釈し、女王の死を正確に予測したという。ちなみにレディング氏は17年に63歳で亡くなった。
レディング氏によると、ノストラダムスは先月8日に死去した女王について、亡くなる正確な年齢と年を予測していた。「予言詩には、エリザベス2世女王が2022年頃、母親の余命より5年短い約96歳で亡くなる」と書いてある。
実際、本を買った人がはっきりとそのことが書かれた部分をネット上にアップしている。しかし、予言の根拠となる詩が特定されていない。一部では、ノストラダムスが2022年に起こることとして、「最初の人の突然の死は変化をもたらし、王国に別の変化をもたらします」という詩を残しているとされ、この詩だともいわれる。
さらにレディング氏は「チャールズ国王が年内に退位し、王になることを決して期待されていなかった男が王位に就くと予言している」とも書いている。
その詩とは「彼らは彼の離婚を認めなかったので、彼らにとって価値がないと考えた男だ。人々は島々の王を追い出すだろう。誰からも王になるとは期待されていなかった男が取って代わるだろう」というものだという。
「彼」とはダイアナ妃と離婚したチャールズ国王のことを指すとしている。では「男」とは誰か。チャールズ国王の次といえば、一般的には王位継承順位1位のウィリアム皇太子だが、「期待されていなかった男」となると、同5位のヘンリー王子だろうか。
もっと意外な男といえば、チャールズ皇太子とカミラ王妃の“隠し子”を自称しているオーストラリアのエンジニア、サイモン・ドランテ=デイ氏の可能性があるとの説もある。
ドランテ=デイ氏の話では、生後8か月で養子縁組され、養祖母が死の床で「あなたはチャールズとカミラの“秘密の息子”なのよと告げた」という。
同氏は数年前から、王室が彼の遺伝的遺産を証明するためにDNA検査を受けることを望んでいると語り、テレビなどに出演。自らSNSやユーチューブで発信している。
複数の英メディアに「チャールズ、私を認めてください。あなたはウィリアムに称号を与えました。では、私は何ですか? あなたが私の父でないなら、DNAテストを受け、そうでないことを証明してください」と訴えている。












