お笑いタレントのラサール石井が25日にツイッターを更新。カナダのトルドー首相が安倍晋三元首相の国葬を欠席すると表明したことについて言及した。

 ラサールは「ついにトルドーまで欠席。これが『安倍外交』の実績。世界にばら撒いた60兆円、アベノマスクの500億、国葬の16億、その金で子供の貧困を救い教育を無償化し世界平和に貢献していれば、世界中から死を悼まれる首相になれた」とつぶやいた。

 このツイートには「なんで欠席なのかくらい確認したら?」「ハリケーンならやむなしでしょ」と異論が書き込まれていた。トルドー氏はカナダで猛威を振るうハリケーン「フィオナ」への対策を理由に欠席を表明していた。

 もっともトルドー氏の欠席に対してネガティブな受け止めをしているのはラサールだけではない。元経産官僚の古賀茂明氏もツイッターで「G7首脳出席ゼロ 表向きは災害対応だが、やはり、日本の世論の反対が拡大していることへの配慮だろう 各国首脳の方が、岸田首相よりも、日本国民の心に寄り添っているように見える」と指摘。

 続けて「各国首脳は、安倍氏だけでなく、岸田氏にも恥をかかせて良いと考えた 岸田氏の評価が非常に低いことが露呈 これは深刻だ」と分析していた。

 フィオナはカナダ南東部に上陸。CNNによると、24日夜の時点で最大風速が約30メートルで、カナダ当局は危険な状態がまだ続くと警告しているという。