10月スタートのTBSの日曜劇場「アトムの童(こ)」の次となる来年1月放送の日曜劇場が早くも始動した。医療を題材に扱ったドラマになるという。

 監督は堤幸彦氏が務める。同局では、2000年放送の「池袋ウエストゲートパーク」、2010年放送の「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~」などを手がけてきたが、日曜劇場は初だ。

 すでにエキストラの募集をかけており、主要キャストを交えての本格的な撮影は、10月頃から始まるとみられる。それにしても、来年1月期のドラマに、なぜ早く着手するのか。

 テレビ局関係者は「コロナ対策ですよ。冬の時期はコロナの感染が広がりやすいですからね。演者やスタッフが感染し、撮影に参加できなくなることを見越し、早めにスケジュールを組むようにしています。放送を休止して間が空くと、ドラマに対する視聴者の興味がなくなりますからね」と話している。

 だが、早めに撮影するのはそれだけが理由ではない。「出演者がスキャンダルなどで降板したとき、すぐに対応できるからです」と明かすのは芸能プロ関係者だ。「アトムの童」では、香川照之が出演するはずだったが、ホステスに対する性加害疑惑が報じられ、放送前に降板したのは記憶に新しい。

「香川のシーンは、代役で撮影し直しとなった。同じシーンを2回撮影することにもなり、時間と労力がかかる。香川のケースを反面教師に、出演者に何が起きても大丈夫なようにしているらしい」(同)

 日曜劇場と言えば「オールドルーキー」も、主演を務めた俳優・綾野剛のスキャンダルが取りざたされ、放送の行方が注目されたばかり。2回も続けば、局が警戒するのも無理はない。