性加害報道により10月期のドラマ「アトムの童(こ)」(TBS系)を降板した香川照之(56)の代役をオダギリジョー(46)が務めると発表になった。すでに撮影は始まっており、現場では「香川よりオダギリの方がいい!」という声が上がるほど好評だという。その理由とは――。

 香川は出演者として発表にはなっていなかったものの撮影に参加していた。ところが一連の騒動で急きょ降板が決まり、TBSはドタバタで代役探しに奔走。最終的にオダギリに決まった。

 香川とオダギリは映画「ゆれる」(2006年)で共演し、兄弟役を熱演。同作はカンヌ国際映画祭に招待され、2人はその年のさまざまな映画賞を受賞した。オダギリは代役を務めることに「香川さんへの恩返しのつもりで、お引き受けします」とコメントしている。

 本来だったら香川が演じるはずだったのは、インターネット検索サービス「SAGAS」を立ち上げ、日本最大のIT企業に育て上げた剛腕社長。近年はオンラインゲームに力を注いでおり、主演の山﨑賢人演じる若き天才ゲーム開発者の前に立ちはだかる悪役だ。

 IT企業社長らしく、パーカなどラフな服装にパーマがかかったもじゃもじゃヘアスタイル。香川もこの格好で撮影していた。

「『半沢直樹』や朝のニュース『THE TIME,』の印象が強いのでしょう。どうしても香川さんといえば短い七三分けのイメージ。ところがドラマの中ではパーマヘアということで、現場では『本来の香川さんと役柄がマッチしていない』『イマイチ似合っていない』と評判はあまり良くなかったのです」(芸能プロ関係者)

 確かに〝ザ・IT社長〟を連想させるためにはラフな格好が分かりやすいのだが、香川の年齢やこれまでの印象とは全く合っていなかったというのだ。それがオダギリになって、現場の空気は一変したという。

「オダギリさんもすでに撮影に加わり、香川さんの部分を撮り直ししています。当然、同じような格好をしたところ『めちゃくちゃ似合っている』『ハマり役だ』と現場では大好評。もともとウェーブしたヘアスタイルですし、香川さんより10歳若いので、ラフな服装をしても変な若作り感はない。自然と役柄になじんでいます」(同)

「アトムの童」が放送されるTBS伝統の日曜劇場でいえば、オダギリは2009年4月期の「ぼくの妹」で長澤まさみとダブル主演。「『アトムの童』のプロデューサーは『ぼくの妹』にも関わっており、現場は歓迎ムードですよ」(テレビ局関係者)

 オダギリ演じるIT社長が楽しみだ。