「タカタイチデスぺマニア」(12日、国立代々木競技場第二体育館)で、新日本プロレスのエル・デスペラードが葛西純(48)とのノーDQ戦を制した。
憧れの存在である葛西とは19年5月の「タカタイチマニア2」(後楽園)でシングル戦が実現。大荒れの試合はノーコンテストとなり、同戦でアゴを骨折したデスペラードはその後のシリーズの欠場を強いられたが、これがブレークのキッカケとなり、今や誰もが認める新日本ジュニアの中心選手に。今年5月のタッグ戦を経て、ついに運命の再戦の時を迎えた。
開始早々からマスクを裂かれたデスペラードは、ノコギリで顔面も引き裂かれ流血。さらに空き缶ボード上へのパワーボムからパールハーバースプラッシュを浴びるなど劣勢が続く。
その後もカミソリボード越しパールハーバー弾、垂直落下式リバースタイガードライバーと葛西の猛攻を浴びたデスペラードだったが、カミソリボード上のアックスギロチンドライバーで反撃に転じる。ラリア―ト、ヘッドバット合戦からロコモノ(ナックルパート)を発射。ギターラ・デ・アンヘルからピンチェ・ロコをさく裂させた。
執念でこれをカウント2で返した葛西に対し、デスペラードは再度のロコモノ。最後はリバースタイガードライバーからのピンチェ・ロコで大激闘に終止符を打った。
戦前の期待を裏切らない壮絶死闘を制したデスペラードは「葛西さん、ありがとうございました」と感謝。戦前に「燃え尽きて、死んでもいい覚悟でリングに上がる」とコメントしていたことを葛西から「死んでもいい覚悟なんていらねえんだよ! そうすればお前はもっと強くなる」とたしなめられると「ありがとうございます。二度と死んでもいいなんてとか、死ぬ気とか、死ぬ覚悟とか軽々しく口にしません」と約束した。
さらにデスペラードは「自分はまた必ずリングに上がって、その時もまた必ず生きて帰って、何試合も重ねて。このあいだ約束破っちまったけど(ベスト・オブ・ザ)スーパージュニア優勝して(IWGPジュニアの)ベルト持ったまんま! 葛西さんともう1回やります」と将来的な再戦も熱望。葛西にバラのドライフラワーを渡すと「お互い明日からも生き続けて、お互いもっと強くなって、またリングで会おうや」と言葉を投げかけられ、再会を誓い合っていた。












