名古屋競輪のGⅡ「第38回共同通信社杯」(優勝賞金2581万円※副賞含む)が16日に開幕。オープニングレースは新田祐大(36=福島)が先頭を務めた4人結束の強力な福島ラインが上位を独占した。

 開幕戦1番車の責任を果たした先導役は「朝イチのレースで普段と違う部分があったけど、(ナショナル時代は)5時にウォームアップをすることもあったし、その経験をここで生かすことができた。1着を取れたのはもちろん最高ですけど、なにより4人でゴール前勝負できたことがうれしい」と白星発進を喜んだ。

 ダービー前検日の指定練習中に落車し、大ケガを負ってから4か月以上がたったが「かなり痛みがある」と話すように、いまだ満身創痍の状態。そんな中で「一戦一戦なるべくいい状態を作り上げてレースに臨んでいます」と最善を尽くして人気に応えようと努力をしている。また「セッティングで苦労している」ようだが、「1着は何よりの良薬になりますね」と気持ちも前向きになってきた。

 17日の二次予選A・10Rは真杉匠(23=栃木)、犬伏湧也(27=徳島)が相手の三分戦。以前のような淡白さは消えて〝競輪〟をするようになった新田が、別線に先行争いを仕向けて佐藤慎太郎(45=福島)との直線勝負に持ち込む。