〝ミスター年金〟こと立憲民主党の長妻昭都連会長(62)が27日、参院選東京選挙区に出馬している松尾明弘氏(47)の応援演説を新小岩駅前で行い、自民党との戦い方を披露した。

 2007年に発覚した消えた年金問題を追及していた長妻氏。「年金の話をしないと帰れないのでしますけど、自民党は消えた年金問題に関心がなくなってます。しかし、コツコツコツコツと消えた年金が戻っているんです」と現在も続いている話だと訴えた。

「最新の数字で2兆8000億円が戻った。記録が戻った人数は1500万人。自民党は逃げまくって、知らぬ存ぜぬでほっかむりした。われわれが大騒ぎしなかったら泣き寝入りですよ」(長妻氏)

 こうした経験から自民党との戦い方を学び取ったという。「自民党は提案したら『はい、分かりました』とやってくれる政党ですか。今の政府は利権にからめとられて動きが取れない。われわれ、確かな野党が徹底的に追及して追い詰めて『悪うございました』『参りました』と言わせない限り、彼らの政策は大きく変わらない」と政権与党に対しては追及すべしとした。

 一方、長妻氏の応援を受ける松尾氏は演説で「なぜ給料だけが上がらないのか。政治を変えれば社会も変わる」と訴えた。そんな松尾氏は情勢調査で厳しい状況にあるとされる。

 松尾氏は取材に対し「上位にいる人たちには有名人とかタレントとかいる。その人たちはその道で頑張ってきたので否定するものではないが、私も私で弁護士として1万人以上から話を聞いて、いろんな苦しい立場にある人の気持ちが分かる。そのことを愚直に街頭演説で伝えていく」と選挙中盤戦に向け、意気込んだ。