ドイツ1部シャルケの日本代表DF吉田麻也(34)が深刻な危機に直面している。

 今夏にシャルケへ加入した吉田はクラマー監督の信頼をつかみレギュラーとして開幕を迎えたが、チームは4試合で2敗2分けの未勝利。守備陣が計11失点と崩壊し、降格圏の16位に低迷している。中でも衝撃の6失点大敗を喫した27日のウニオン・ベルリン戦では、吉田が〝戦犯〟として非難の的となった。

 地元紙「ルールナハリヒテン」は「ウニオン・ベルリン戦での1―6の惨敗で、吉田麻也は非常に低いパフォーマンスを示した。シャルケのメンバーで最も脆弱なパフォーマンスを露呈し、ほぼすべてのベルリンによるゴールに直接、または間接的に関与していた」と酷評した。

 こうした惨状から指揮官も守備陣のテコ入れを余儀なくされそうで、ベテランでプレーに精彩を欠く吉田がスタメンから外れるのは、もはや時間の問題。ドイツ誌「キッカー」によると、シャルケはイングランド・プレミアリーグのリバプールからDFセップ・ファンデンベルフの緊急補強に乗り出している。ファンデンベルフはオランダの有望株で〝ファン・ダイク2世〟とも呼ばれる超逸材。吉田の出場機会に影響を及ぼすことは必至だ。

 吉田は森保ジャパンでも、0―3で惨敗した6月のチュニジア戦で凡ミスを連発し、戦犯になっている。シャルケで出番が減れば、さらにパフォーマンスの低下が懸念されるだけに、代表でも地位を失う〝負の連鎖〟となりかねない。日本の主将は11月開幕のカタールW杯のピッチに立てるのか。