元宝塚月組男役スターで女優の月船さらら(45)が9日に都内で行われた映画「完全なる飼育 etude(エチュード)」(27日公開、加藤卓哉監督)ライブイベントに登場した。

 人気シリーズ「完全なる飼育」最新作となる今回の第9作は「女が男を飼育する」という、従来のシリーズとはまったく立場が逆の物語。全編台湾撮影という異国の雰囲気漂う映像美とエロスを融合させた意欲作だ。

 月船はサディスティックに役者を“飼育”する女性演出家・小泉彩乃を演じた。

「普通は飼育される側と思って『どーしよー?』と思っていたんですが、それが逆の立場で。私も25年舞台で生きてきたので、(役柄が)近い部分があって。とても怖いけど挑戦してみようと」とオファーを受けた時の心情を告白。

 そして「肌の露出も多いけど必要であれば、全然大丈夫。それよりも自分の経験をえぐり出さないといけなくて、それがチャレンジでしたね」と振り返った。

 実は月船は、エロスに精通することで知られるイラストレーター・みうらじゅん氏が認めた“逸材”で、2016年にはみうら氏が制定する「みうらじゅん賞」を受賞した。青春ポルノ映画「変態だ」での愛人役を評価されてのものだった。

「みうらさんは月船さんに女優として突き抜けた“艶”を感じた」(映画関係者)

 みうら氏が認めた艶のある女といえば、タレント・壇蜜。こちらは12年に同じ「みうらじゅん賞」を受賞した。

「壇蜜さんはSM映画『私の奴隷になりなさい』で一躍、ブレークした。一方、女優としての実力は月船さんの方が圧倒的に上。舞台の世界でトップを極めた月船さんが、この『完全なる――』で映像の世界でもブレークするか注目です」(前出関係者)

 みうら氏の“眼力”も試されている?