大相撲11月場所(11月8日初日、東京・両国国技館)を控えた4日、12月に定年を迎える高砂親方(64=元大関朝潮)がオンラインで会見を行った。

 これまでの師匠生活を振り返り「やりきったとかいう感覚はまだない。高砂という名前じゃなくなるときにそういうものを感じるのかもしれない」と語った。高砂部屋には部屋付きの若松親方(50=元幕内朝乃若)と錦島親方(39=元関脇朝赤龍)いるが、後継者については明言せず「まだ決まっていません。これからです」と話すにとどめた。

 指導で心掛けていたことについては「力士の背中には日本相撲協会〇〇部屋の看板を背負っているんだから、その看板を汚したり、壊したりすることはするなと。1人のやったことはみんなに迷惑をかける。その部分をうるさく言った」と胸を張った。

 親方は〝問題横綱〟として名を馳せた元横綱朝青龍(40)についても言及。親方は「いろんな問題を起こす横綱もいましたしね。苦労はしましたよ」と述べ、暴力事件で引退した朝青龍に頭を悩ませていたことを明かした。

 報道陣からは「もし、もう一度(朝青龍を)育てるとしたら?」と問われたが、高砂親方は「その質問にはノーコメントです」とキッパリ。続けて「かばうにもかばいきれない部分もあるし、自業自得。本人にそう言っておいて」と冗談交じりに話していた。