我慢の限界だったのか。ハンドボール元日本代表の宮崎大輔(39)が2日、知人女性に対する暴行の疑いで愛知県警に逮捕されたことが捜査関係者への取材でわかった。〝ハンドボール界のレジェンド〟の逮捕劇に驚きの声が上がる一方で、一部の関係者からは意外な声も出ている。

 大分県出身の宮崎は、2003年に日本代表入りを果たすと、エースとして活躍。09~10年にはスペイン1部アルコベンダスでプレーするなど、世界の舞台でも躍動してきた。昨年春には、東京五輪出場を目指し、中退していた日体大に再入学したことが大きな話題となった。

 衝撃的なニュースに、日本ハンドボール協会は「後輩の見本となるべき選手の暴力行為が仮に事実とすれば、極めて遺憾に思います」との声明を発表。日体大の関係者は「テレビニュースで初めて知りました。現在事実を確認しているところです」と困惑した様子を見せた。マネジメント会社も「今担当者が外出中で対応できません。いつ戻ってくるかこちらでは分かりません」と話しており、関係者の間で大きな波紋が広がっている。

 その一方で、ストレスが原因なのではとの意見も聞かれる。あるハンドボール関係者は「東京五輪に出るために(6月に)手術をしたり、日体大に再入学とかしたのに、実力的に日本代表に選ばれる感じはないし、ここ数年は精神的にもきついだろうなと思っていた」と指摘。実際に今年8月には一部週刊誌が元新体操選手との不倫疑惑を報じるなど、私生活が問題視されていた。

 とはいえ、暴力が立派な犯罪行為であることは変わりない。日本ハンドボール界を長年引っ張ってきた第一人者の行方はいかに――。