偉業達成のタイムリミットは――。ボクシングの世界バンタム級3団体統一戦が7日、さいたまスーパーアリーナで行われ、WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(29=大橋)がWBC同級王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)を2ラウンド(R)TKO勝利を収め、日本人初の主要3団体王者となった。
試合後、モンスターの発言に注目が集まった。「まず、自分が目標としている4団体統一。その統一戦が年内にかなうとするならばまだバンタム級で戦います。そしてその4団体統一が困難、もしくはかなわないとするならばスーパーバンタム級に上げてまた新たなステージで挑戦していきたいと思います」
悲願の4団体統一へ残るはWBO同級王者ポール・バトラー(英国)が持つベルトのみとなった。しかし、井上はあくまで年内の対戦を熱望している。
その後の会見では「自分もバンタム級は適正階級ではありますけど、またさらに1つ上のステージに挑戦したいという気持ちもある」と改めて強調。その上で「バトラーとできなければ、ランキングの選手との試合を挟むということになってしまう可能性もあるので、そうするとどうなんですかね…。場合にもよりますけど、そこはいい選択肢を選んでいきたいなと。またちょっとゆっくりしてから(大橋秀行)会長と父(真吾トレーナー)と相談しながら決めていきたいなと思います」と率直な心境を明かした。
それでも井上は「(4団体統一は)ここまで来たので、リーチかかったので進めていきたい。まずはバンタム級4団体統一を中心に目指していきたいなと思います」と、〝完全制覇〟を最優先に走り続けるつもりだ。












