立ち技のメガイベント「THE MATCH2022」(6月19日、東京ドーム)の会見が行われ、予定されていたフジテレビでの地上波生放送が見送られた件について説明が行われた。
この日、フジテレビが公式ホームぺージで「主催者側との契約に至らず、フジテレビで放送しないことが決まりましたので、ここにお知らせいたします」と発表。当初はメインの「那須川天心VS武尊」の生放送を行うとしていた。
青天の霹靂ともいうべき言うべき発表を受けて行われた会見には同イベントの実行委員を務めるドリームファクトリーワールドワイドの榊原信行代表とK―1の中村拓己プロデューサー、RISEの伊藤隆代表が出席。放送環境を担当してフジテレビとの交渉にもあたっていた榊原代表は「この決定がなされたことに私としてはとても残念に思っています。天心、武尊そのほか格闘家たちに憧れて格闘技を志してくれるであろう子供たちにメッセージを届けたいという思いはあった。私の交渉不足も含めお詫びしたいと思います」と無念さをにじませた。
フジテレビでの生放送が中止になった理由については「何が最終的な原因になったのか、明確なものはないという状況」と首を振る。週刊ポストで反社との関連を示唆する音声が流出したと報じられたことが影響した可能性はあると認めつつも「その記事が出る前後から身辺調査含め反社チェックが関係各位に行われました。反社ではもちろんないし交際もない」と力説。だが、フジテレビが6月末に株主総会を控えており、社長が金光修氏から港浩一氏に交代するタイミングもあったとして「フジテレビの社内で、前向きな意見をもって取り上げてくださる役員の方もいれば『やっぱりやめようよ』という人もいるでしょう。いろいろな意見があったと思います。その中で『やっぱり放送が難しい』というのがあったのではないか」と推測した。
その上で榊原代表は「はしごを外された」などと憤りを口にする場面もあったが「もう1回フジテレビさんに戻ってきてほしい。僕が抜けることが条件なら抜けます。たくさんのファンが見たいと思っているし、武尊と天心が期待してます。フジテレビが納得する形にいくらでも変えます」と自らが退任することで地上波放送が可能になる場合は引く考えもあることを強調した。
なお、同大会は予定通り開催し、AbemaTVでは全試合をPPVで生中継する。
さらに榊原代表は、自身がCEOを務める格闘技イベント「RIZIN」への影響に言及し「するでしょうね」と断言した。状況次第ではこちらのテレビ中継にも影響してきそうだが「僕はフジテレビさんに感謝をしているし、愛情を持って一方的に憧れを持っている。(交渉を)一つひとつ積み上げていけたらなと」と意欲。一方でテレビ放送がなくなった場合を念頭に置いてか「RIZINは違うプラットホームで経済担保はされていくと思います」と話した。












