もう偶然とは言わせない! 格闘技イベント「RIZIN.35」(17日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)でのRIZINフェザー級タイトル戦で、牛久絢太郎(27)が斎藤裕(34)を下し初防衛に成功した。

 牛久は昨年10月、斎藤の保持していた同王座に挑戦した。2R終盤まで押される場面もあったが、飛びヒザ蹴りを顔面にヒットさせて右眉を切り裂きドクターストップ勝ち。今回はその再戦となったが、緊張感のある攻防を1ラウンド(R)から展開した。

 斎藤からローキックやパンチを放たれれば、牛久は正面からヒザを蹴る〝関節蹴り〟で応戦。だが、このRはともに決定打はなかった。すると2Rに牛久が大チャンスをつかむ。序盤に左のハイキックをヒットさせてフラッシュダウンさせると、すぐさまギロチンチョークで捕獲。絞めあげたが斎藤の粘りの前に決め切ることはできなかった。

 3Rも打撃の攻防になった。逆転を狙い一気にギアを上げてきた斎藤をいなしつつ、カウンターで左のパンチを顔面に放たれグラつかせる事に成功。その後もペースを譲らず、判定3―0で文句なしの勝利を挙げた。

 マイクを持った牛久は「前回のRIZIN初参戦でタイトルマッチをやって、その時『たまたま』って声が多くて、半年間死ぬ気で追い込んできました。それが結果になってうれしく思います」と感極まった様子。V1に成功した王者は「不器用なんですけど、皆さんのこと大好きなのは変わらないので、第2代RIZINフェザー級王者の僕を信じてついてきてくれないですか? 皆さんと一緒ならマジで不可能はないと思うんでそれを体現したいです」とファンに呼びかけた。