現在、再ブームが起きている1980年代後半の人気バトルスーツアニメ「鎧伝サムライトルーパー」のグッズ「御朱印帳」(ユニバーサルミュージック刊)発売を記念して、表紙イラストを描き下ろした映画監督兼UMA研究家の奇才・岡本英郎氏(62)の「完売御礼記念サイン会」が東京・下北沢で行われ、約150人のファンが集まった。  

「御朱印帳」は予約時点で完売。この日のサイン会も即定員に達し、遠くは九州から訪れたファンや、海外のファンらも集まった。ソーシャルディスタンスを保つため、サイン会は3部構成となり「1R1時間・2R1時間半・2R1時間半(各R後は休憩1時間)」というまるで格闘技イベントのような異例のルールが採用されたが、岡本氏がファンの1人1人と丁寧に話し込んだため、イベントは6時間超というこれまた格闘技イベント級の長さとなった。
 
 岡本氏は「本当にありがとうございました。34年前の作品なのに、雨の中、こうやって集まっていただいて、直接お話できることができて勇気をもらいました。心から感謝しています」と、感無量の表情で語った。

 休憩時には、岡本氏監督の映画に出演経験がある人気お笑いコンビ・ゆーとぴあのホープ師匠が祝福のため〝乱入〟。「海外に出品できるような映画を作るということなので、ぜひ出してもらいたい。老後の金のためです。よろしく~ねっ!」と十八番のセリフで出演を直接交渉した。

 岡本氏は考える間もなく「分かりました」と即諾。実は構想はほとんど完成しているとのことで、西遊記的ストーリーが含まれているため、ホープ師匠はガンダーラ=ユートピアの「ホープ仙人」として登場を予定。年内にはクランクインする予定だという。

 現在は今年放送開始するテレビアニメの仕事を手掛けており、映画とアニメの仕事で年内の制作活動は手一杯になりそうだという。それでも「今年は無理そうですが、タイの7メートルのワニを捕獲(or食べられる)夢は絶対に諦めたくない」とUMA研究家の顔に戻り、巨大ワニとの異種格闘技戦に改めて闘志の炎を燃やしていた。