次なる〝ターゲット〟は――。柔道の全日本選抜体重別選手権(2日、福岡国際センター)、女子78キロ級は東京五輪金メダルの浜田尚里(31=自衛隊)が、3度目の優勝。1回戦から決勝まで3試合ですべて寝技で一本勝ちを収めた。
〝寝技の女王〟の異名を持つ浜田が、持ち味を存分に発揮した。優勝インタビューでは「最初から自分のやりたいことが全然できてなかったんですけど、自分の得意な寝技で取れたのでよかったと思います」と安堵の表情。五輪後初の実戦に「自分でもどんな試合をするかあんまり分からない感じで臨んだんですけど、しっかり優勝することができたのでよかった」と振り返った。
一方、強さを見せつけたことは間違いないが、浜田は「内容はまだまだだったので、試合で成長というのはあまり感じられなかったかなと思います」と辛めの自己採点。さらなる強化ポイントについては「立ち技、寝技すべての面でまだまだだなと思っているので、一つひとつ自分の課題を克服していければ」と語った。
これから五輪女王が見据えるものは何なのか。浜田は「この先はあまり遠くを見ることはできないですけど、一つひとつ勝っていって、世界選手権とか五輪につなげたらいいのかな」
この日、世界選手権(10月、タシケント)代表入りが決まった。浜田の戦いはまだまだ続く。












