名門クラブの“得点マシン”が敗退の危機を救った。欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2戦(9日=日本時間10日)でレアル・マドリード(スペイン)はホームでパリ・サンジェルマン(PSG=フランス)に3―1で逆転勝ちし、2戦合計3―2で2季連続の8強入りを果たした。

 第1戦を0―1で落としたRマドリードは第2戦も前半39分にPSGのフランス代表FWキリアン・エムバペ(23)に先制ゴールを許し、前半を終えた時点で2戦合計0―2と欧州制覇に向けて絶望的な状況へと追い込まれた。

 しかし後半に入ると猛反撃を開始。フランス代表FWカリム・ベンゼマ(34)が大活躍を見せた。後半16分、Rマドリードは相手GKのミスからボールを奪取し、最後はベンゼマが冷静に流し込むと、31分には味方からのスルーパスを受けて2点目。33分にはカウンターからベンゼマがダイレクトシュートを決め、ハットトリックを達成し、大逆転でCL敗退のピンチを逃れた。

 今季スペインリーグで20試合24ゴールとランキング首位に立つベンゼマはこの日、Rマドリードの外国人選手としてDFロベルト・カルロスに次ぐ史上2位のスタメン500試合出場を達成。さらにクラブ通算309得点目とし、通算451得点のFWクリスチアーノ・ロナウド、通算323得点のFWラウル・ゴンサレスに次ぐ歴代3位に浮上した。また「ESPN」によると、CLでハットトリックをマークした最年長(34歳80日)選手であり、CLでPSGから3得点を奪った初めてのプレーヤーになるという。

 ベンゼマは「第1戦で負けて前半が終わった時点でも負けていた分、喜びは大きい。この勝利はサポーターのものだ。このまま最後までいくよ」と語り、通算14度目となる欧州CL制覇に意欲を示していた。

【マンC5季連続8強】昨季CLで準優勝のマンチェスター・シティー(イングランド)はホームでスポルティング(ポルトガル)に0―0で引き分けた。第1戦を5―0と大勝しているマンCは序盤から主導権を握ったものの、なかなかゴールが奪えない。後半も攻め手を欠いて、スコアレスドローも2戦合計5―0で5季連続で準々決勝に勝ち上がった。ジョゼップ・グアルディオラ監督は「欧州のトップ8になった。それがどれほど難しいことか。今はみんなを祝福するときだ」とコメントした。