ボクシング4階級制覇王者で世界スーパーミドル級4団体統一王者の「カネロ」ことサウル・アルバレス(31=メキシコ)の次戦に、UAE・ドバイが浮上した。
アルバレスは5月7日にWBAライトヘビー級王者ドミトリー・ビボル(ロシア)に挑戦予定。当初は米ラスベガスの開催が有力視されていたが、米メディア「ボクシングニュース24」によると「ドバイが候補に挙がっている。関係者が(米スポーツ専門局)ESPNにドバイが確かな選択肢であると明かしている」と報じている。
ビボルの母国であるロシアはウクライナへの侵攻で米国と深刻な対立を招いている。そのため同メディアは「ビボルは批判の浴びる戦争に巻き込まれている。米国でやって仮に判定でビボルが敗れた場合、多くの不満が残る結果となるかもしれない。この試合を米国から完全に持ち出すのはいい考えだろう」と指摘。さらに「ロシアとウクライナの間で起こっていることを考えると、ビボルにとっては米国で試合、さらに(アルバレスという)ほぼ無敵のファイターに判定でも勝利できるのかという問題が出てくる」と、開催地変更はビボル不利の判定を回避することなども目的の一つとみている。
急きょ、試合会場の変更が浮上したが、さらなる懸念も。WBAは理事会でロシア選手の国旗をリング上へ持ち出すことや国歌の禁止に加えロシア関係者を試合から閉め出すことも決定。この試合にも影響が必至だけに今後の動向が注目される。











