広島競輪S級シリーズ(FⅠ)が12日に開幕する。S級S班・松浦悠士(30=広島)の圧巻の走りで幕を閉じた玉野記念in広島の余韻が残るバンクに、今回は武田豊樹(47=茨城)が登場。岩本俊介(36=千葉)とタッグを組んで初日特選に挑む。

 メンバーを確認すると「岩本君の番手ですね。連係は、もちろん初めて。強い魅力のある選手だし」と即答。「基本は関東(連係)だが、決めているわけではない」というのは「前走の取手でも(地区の違う渡辺)一成(37=福島)に付いた」経緯もあり「この年になって、初めてのことばかり」と笑う。

 GⅠ7勝に加え、2014年にはグランプリも制覇。一時代を築いたにもかかわらず「いろいろ勉強して、これからの競輪人生に役に立てていきたい」と、向上心が揺らぐことはない。

 広島バンクは2008年まで行われた最後の「ふるさとダービー」(GⅡ)でビッグ初優勝を飾った思い出の地。あれから13年がたっても、ひたすら勝利を追い求める姿勢は不変だ。