京王閣競輪ナイターFⅠ「恩田繁雄杯」は20日に最終日を迎え、12Rの決勝は諸橋愛(48=新潟)が逃げた小川真太郎の番手を奪うと、直線鋭く抜け出した。優勝は去年9月の地元・弥彦以来。

 体調不良や落車に苦しんでいた実力者がようやく本領を発揮した。「練習できるようになって、だいぶ良くなってきた」と自信を持って今シリーズに臨んだが、単騎戦の初日特選は読みが外れて5着に終わっていた。

 似たような構成となった決勝は「初日と同じ失敗はしないように。今日はバックを踏むのをやめようと。とにかく前に前に、自分らしくいった」。切り替え策で徐々に位置を上げていくと、勝負所で番手を奪取し直線抜け出すと、最後は迫ってきた上田国広を8分の1車輪差で振り切った。

「久々の1着が優勝でうれしい。長かったですね。これでようやく今期2勝目。あと何回GⅠに出られるかわからないけど、出た時には頑張りたいし(この優勝を)キッカケにしたい」と笑顔で語った。

 また11RのA級決勝は稲毛知也(28=和歌山)がロングまくりを決めてV。「初日に(同期の半田誠に)先に行かれてしまったので、今度は早めに行こうと思っていた。(連続優勝で)良かったです。6月も油断せず戦って(初S級の)来期に弾みを付けられれば」と喜びのコメントを残した。