国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が、北京五輪期間中の定例会見に姿を現さず、物議をかもしている。

 期間中に毎日1度行われている会見には、IOCのマーク・アダムス広報部長や、その時の話題にあった関係者が登壇する。目下の重要事項は、ドーピング違反が発覚しながら、大会参加継続が認められたロシア・オリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワ(15)に関する問題。関係者はもちろん、IOCのトップであるバッハ会長の意見は誰もが知りたいところだ。

 しかし15日、アダムス広報部長は「バッハ会長は明日来ます」と言いながら、16日にバッハ会長は来ず。記者から「今日はバッハ会長は来ないのですか?」と問われるも「会長は明日か、その次か、またその次か…」とのらりくらり。17日も姿はなく「私の管轄下ではないのですが、会長は予定が変わるので…」と回答。18日には来る予定だという。

 各競技会場をこまめに視察しながら、会見場を避けているかのようなバッハ会長の行動に、米「ヤフー・スポーツ」は「ドーピングスキャンダルが渦巻く中、私たちが話を聞く必要がある人物は隠れている」と同会長を批判する記事を掲載した。

〝ぼったくり男爵〟は、ワリエワについてどう語るのか。