北京五輪の組織委員会と国際オリンピック委員会(IOC)は13日、メインメディアセンターで会見を行い、大会前半を総括した。

 まず注目度について、IOCのマーク・アダムス広報部長は「テレビによる視聴は(2018年)平昌大会よりも15%増です。ソチ大会を合わせた数字より増えている。(米放送局の)NBCに関しても北京大会がストリーミングとしては過去最大だ」と胸を張った。

 とはいえ、今大会はノルディックスキー・ジャンプのスーツ規定違反騒動をはじめ、スピードスケートやショートトラクの不可解な判定、スノーボード男子ハープパイプで金メダルを獲得した平野歩夢(TOKIOインカラミ)の得点でも〝疑惑〟が持ち上がるなどトラブル続き。フィギュアスケート女子の金メダル候補、15歳のカミラ・ワリエワ(ROC)が〝ドーピング疑惑〟も五輪に暗い影を落としている。

 しかし、IOCのクリストフ・デュビ五輪統括部長は「半分が終わったが、選手は笑顔やポジティブなエネルギーを発散している。一番重要なのはアスリートが満足していること。非常に素晴らしい。これから後半に入るが、全く問題ナシだ」と堂々と語った。

 多数の騒動が直面している現状を問われると「一般的な話として」と前置きした上で「今までの歴史を見ても、こういう問題や課題は出てくるものだ」との見解を示した。