2017年のバンタム級GPで準優勝するなど格闘技イベント「RIZIN」でも活躍した元パンクラス・バンタム級王者の石渡伸太郎(36)が、自身の引退興行「漢塾~継承~」で扇久保博正(34)と対戦。エキシビション戦ながら〝らしい〟激闘でファンを湧かせ、リングを降りた。
試合は5分2ラウンド(R)で行われ、ゴングが鳴るや石渡は積極的に打撃を放つ。エキシビションとは思えない鋭いヒザ蹴りを叩き込めば、扇久保からは鋭いタックルでテークダウンを許す場面もあった。
19年大みそかに対戦し扇久保に判定負けを喫した際も激闘となったが、それをほうふつとさせる戦いに会場は大興奮。踏みつけ攻撃を見せるなど白熱したが、あっという間に時間は過ぎ試合終了となった。
試合後、扇久保から「石渡さん、普通に強かったです」と一言。さらに扇久保からは「僕の格闘技人生で石渡さんと2度対戦したことを誇りに思います。いつか、互いの弟子が対戦することになって、3度目の対戦ができたらいいなと思っています」と〝再戦〟を求められるとニッコリうなずいた。
マイクを持った石渡は「昨年、約15年戦ってきたプロ生活にピリオドを打つ決意をしました」と報告し「こうして、大好きな皆さんの前でこういった場を設けていただいたことが、キャリアの中で一番名誉なことです。ありがとうございます」とファンへの感謝を口にする。そして今後は後進の育成に努めるとして「私自身も、いろんなことに挑戦して皆さまに何か届けられるように頑張ります」と力を込めた。
プレーヤーとしてはリングを降りた石渡は、〝第二の格闘家人生〟でどんなものを作っていくだろうか。












