WBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(28=大橋)が、WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(32=志成)との対戦に興味を示し、ファンの間では勝敗予想や実現の可能性などを巡って議論が白熱している。そんな中、現役の世界王者や元王者がSNSを通じて論争に〝参戦〟。チャンピオンの立場から、ドリームマッチの行方を占っている。
WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(28=ワタナベ)は自身のユーチューブチャンネルで「僕自身(井上の発言は)ファンに楽しんでもらうエンターテインメントの一つという認識。現実的じゃない」と前置きしながらも「決まれば国内で過去に見ないビッグマッチ。めっちゃ見たい」と目を輝かせた。
その上で「スーパーフライかバンタムでやるとなっても、井上尚弥が終盤KO勝ちか大差判定勝ち。井岡さんはガードを固めて極力クリーンヒットをもらわないようなディフェンシブな戦い方になるんですけど(井上は)ガードの上からでもバコバコとコンビネーションを打っていくんじゃないか。(井岡が)パーンとモンスターに当てたとしても、ひるむ感じにならない。(井上は)お構いなくバンバンッと返すと思うし、けっこう差がある展開になるのかな。ただ(序盤でKOなど)ラクに勝つとも思わない」と予想した。
元世界3階級制覇王者の八重樫東氏(38)も「八重樫東のやえちゃんねる」の中で、両者の対戦について言及。「僕は井岡君とも試合したことがあって、あれですけど。(大橋ジムの後輩の)井上に勝ってほしい気持ちもある」と心境を明かしつつ、次のように予測した。
「パワーで言うと、どうしても尚弥になっちゃう。でも、テクニックで言ったら(井岡も)全然ヒケを取らない。井岡君のジャブが序盤から尚弥に当たり続けると、展開は変わってくると思う。ただ、尚弥がそのパンチを外して自分の強いパンチを打ち込んでいく展開になると、尚弥が有利。後輩なんで期待というか、尚弥が倒して勝つんじゃないか。スーパーフライ級でもそう」
ただ、京口も八重樫氏も〝世紀の一戦〟の勝敗予想は「難しい」と口を揃える。実現するかどうかは別にして、今後もしばらくはこうした議論が続くことになりそうだ。












