ポップスとオペラを融合させた独特のスタイルで世界的人気を集めているボーカルグループ、イル・ディーヴォのメンバー、カルロス・マリンさんが19日(日本時間20日)新型コロナウイルスのため、英マンチェスターの病院で亡くなった。英「ザ・サン」紙など複数海外メディアが報じた。53歳だった。
7日に感染が判明、先週初めから集中治療室に入り昏睡状態に陥っていたという。他のメンバー3人(デヴィッド・ミラー、セバスチャン・イザンバール、ウルス・ブーラー)はグループのツイッターで「私たちの友人で仲間であるカルロスが亡くなったのをみなさんにお知らせするのは、とても心が重いことです。彼の友人、家族、ファンは彼の死を悲しむでしょう。カルロスのような声や精神は決して他には存在しないものです」と哀悼の意を表した。
さらには「17年間、私たち4人は一緒にイル・ディーヴォとして信じられないような旅をしてきました。私たちは親愛なる友人を恋しく思うでしょう。彼の美しい魂が安らかに眠ることを願って祈っています。愛を込めて――デビッド、セバスチャン、ウルス」とつづっている。
カルロスさんは1968年、ドイツでスペイン人家庭に生まれた。ミュージカル俳優を経て、多国籍男性歌手4人組のイル・ディーヴォを結成。04年のデビューアルバムは全英初登場1位、全米初登場4位を記録。バリトンを担当し、独特のボーカルスタイルとハーモニーで世界的人気を集めた。これまで発表したアルバムの売り上げは約4000万枚以上を記録している。
11年には東日本大震災の復興支援も行い、過去3度の来日ツアーを行っている。カルロスさん個人としてもソロやプロデューサーとしての活動を精力的にこなしてきた。












