オランダ1部アヤックスのエリック・テンハグ監督(51)が、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドの次期監督就任へ猛アピールした。

 マンチェスターUはラングニック監督が新指揮官に就任したが契約は今季終了までで来季は新体制で臨む方針が決まっている。そうした中、以前から有力候補に挙がっているテンハグ監督が沈黙を破り、マンチェスターUの監督就任に意欲を見せた。

 オランダ紙「フォルクスクラント」のインタビューに応じたテンハグ監督は「いつでも外国のクラブへ移籍する準備ができている。いつでも喜んで挑戦に応えるつもりだ」とヤル気満々。欧州主要リーグのビッグクラブで指揮を執る強い願望を口にしたうえで、アヤックス側との契約面でも他クラブへ移る際は問題にならないことを明かした。

 テンハグ監督はオランダで圧倒的な実績を示していることに加え、今季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)の1次リーグでもドルトムント(ドイツ)などの強豪と同居した組で5戦全勝と欧州の舞台でも強さを見せている。高い守備ラインを形成して相手に強度のあるプレッシャーをかけていきつつ連動性も重視する戦術は高く評価されており、マンチェスターU以外にも名だたる強豪が招へいに関心を寄せている。

「海外チームを指揮するのに十分な能力を持っている」とテンハグ監督は繰り返し自信を見せ、自身のステップアップの野望を前面に打ち出した。

 マンチェスターUとは相思相愛なことに加え、現在指揮を執り来季以降は編成部門のトップになるラングニック監督もテンハグ監督を高く評価しているとされる。名門再建の救世主となるのか大きな注目が集まる。