6月に開幕する北中米W杯の出場権を得ているイランの代わりは、直近2大会連続でW杯を逃しているイタリアという説が浮上した。

 米国とイスラエルの攻撃をきっかけに、イランのW杯出場が危ぶまれている中、同国スポーツ・青少年大臣のアフマド・ドンヤマリ氏は11日に同国国営放送で「この腐敗した政府(米国)が我々の指導者を暗殺したことを考えれば、いかなる状況においてもW杯に参加する適切な条件が整っていない」との考えを示した。

 さらにイランの出場可能性が低くなりそうな中、どの国が代わりに出場するのか注目を集め、同じアジア地区ということで、かねてイラクかUAEが繰り上がり出場するとの見方が強まっている。

 そんな中、英メディア「トークスポーツ」によると、イラク代表のオランダ人アシスタントコーチ、レネ・ムールンステーン氏は、代替出場はイラクがふさわしいとした上で「しかしうわさでは、FIFAが最終決定を下す場合、(W杯プレーオフ参加チームで)最高ランキングであるイタリアをイランの代わりとして推す可能性もあるという」と語った。

 イタリアは北中米W杯欧州予選で出場権を得られず、今月のプレーオフに回り、北アイルランド、ウェールズ、ボスニア・ヘルツェゴビナと出場権を争うが、サプライズ出場はあるのか。W杯に出場辞退チームが出た場合、代わりを選ぶFIFAの明確な規定はなく、同組織の裁量次第となっている。