スペイン1部の強豪アトレチコ・マドリードが獲得に乗り出していた同1部レアル・ソシエダードに所属する日本代表MF久保建英(24)の争奪戦から撤退する。

 久保をめぐってはイングランド・プレミアリーグの名門トットナムやフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)などが獲得に取り組んでいた。Rソシエダードは契約解除金6000万ユーロ(約102億6000万円)以下では交渉に応じない方針が報じられるなど、今後の動向が注目されている中で、Aマドリードは〝終戦〟を宣言した。

 スペインメディア「OK DIARIO」によると、Aマドリードは20日、イタリア1部ナポリから獲得した同国代表FWジャコモ・ラスパドーリの入団セレモニーを行った際、エンリケ・セレソ会長が「彼の加入で素晴らしい移籍市場は幕を閉じる。今シーズンのあらゆる挑戦に大きな期待が寄せられている」とコメントし、補強打ち止めを明言したという。

 トットナムは久保以外にイングランド代表MFエベレチ・エゼの獲得に乗り出しており、PSGも韓国代表MF李康仁の去就次第と伝えられている。終盤戦を迎えた夏の移籍市場で久保がステップアップできるかは微妙な情勢のようだ。