阪神のジョン・デュプランティエが12日の西武戦(ベルーナ)に先発登板するも4回を4安打4四死球4失点でKO降板。連敗中のチームを救うことができず、自身も3敗目を喫した。

 バックの拙守に足を引っ張られる不運もあったが「何一つ言い訳できる余地はない。マウンドの影響、湿気も関係ない。自分がボールを制球できなかったことが課題だった」と1―4のスコアで決着した敗戦の責を一身に背負った。

 チームは中継ぎ陣の大黒柱・石井が「脳振とう特例」で戦線を離脱中。台所事情が苦しい中、1イニングでも長く投げることが自身の責務であると自覚していた。「失点を最小に抑えて、6回まで投げ切ることが自分の責任だった。中継ぎ陣に迷惑をかけてしまった」

 来日1年目ながら、愛すべき人柄で人気を集める快男児だけに、言葉の端々からチームの力になれなかった悔しさがにじみ出る。試合後の報道応対では背筋を真っすぐに伸ばし、記者の質問に最後まで誠実に応じ続けた。