柔道のグランドスラム(GS)バクー大会(7日、アゼルバイジャン)で優勝した男子100キロ超級の斉藤立(19=国士館大)が10日、オンラインで帰国後の会見を行った。

 シニアのワールドツアーを初出場で制した斉藤は、ロサンゼルス&ソウル五輪金メダルで全日本男子監督も務めた故斉藤仁さん(享年54)の次男。

「お父さんが見ていたら、どう評価されただろうか」――。そう質問された斉藤は「どうだろう…」としばらく考えた上で「小学生のときは優勝したら握手してたことが多かったので、多分握手して、ちょっと褒められて、その後これからの課題をやっていく(と思う)」と回答。さらに「あの人は思い立ったらすぐに行動に移すので、もしかしたら空港で一人打ち込みさせられているかもしれないし…。本当に読めないですよ」とも付け加えた。