女子ゴルフの古江彩佳(21=富士通)が、「ニッポンハムレディス」(7月7日開幕、北海道・桂GC)で国内ツアー今季初参戦すると、大会事務局が20日に発表した。

 古江は今季から米ツアーに本格参戦。「メイヤー・クラシック」最終日(19日=日本時間20日)には64をマークして通算10アンダーの24位に入った。今季ここまで13戦で予選落ちは1回と安定感を発揮している。優勝こそないものの、先月の「バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー」で米ツアー自己最高位の2位に入った。

 今週は米ツアーメジャー第3戦「全米女子プロ選手権」(23日開幕、メリーランド州)に出場予定。その後、帰国して国内初参戦に向かうとみられる。さらに国内凱旋を経て、昨年4位と好成績を収めたメジャー第4戦「エビアン選手権」(7月21日開幕、フランス)へ参戦し、欧州シリーズをこなすスケジュールのようだ。

 同じ米ツアールーキーの渋野日向子(23=サントリー)は、先月の国内初参戦で予選落ちだったが、古江は米国での成長を国内で発揮できるか。