〝乱倫ピック〟に非難殺到だ。

 今夏の東京五輪では新型コロナ感染対策が徹底されると大会組織委員会は強調しているが、その一方で指摘されているのが〝選手村の闇〟だ。

 シンガポールメディア「CNA」など複数の海外メディアは「五輪の選手村では、選手間の交流も大幅に制限される。規則では、ハグ、ハイタッチ、セックスは禁止されているが、主催者は依然として16万個のコンドームを配布する予定で混乱を招く」と感染対策にもかかわらず避妊具が大量配布される矛盾点を追及している。

 大会組織委員会は「母国に持ち帰っていただき啓発にご協力いただくという趣旨、目的のもの」と説明しているが、これまでの五輪ではそうした理念とはかけ離れた実態が明るみになっている。

 米誌「タイム」は「ソチ五輪では、選手村でマッチングアプリの〝ティンダー〟を使用しているというニュースが広まった」と指摘しており、選手同士で活発な〝夜の交流〟が行われている。

 また米スポーツ専門テレビ局「ESPN」は、4大会で金メダルを獲得した競泳男子のライアン・ロクテ(36)が2012年ロンドン五輪の際に暴露した選手村の実態を報道。「五輪選手の70~75%が大会中にセックスをしている。前回の五輪ではガールフレンドがいたが、それは大きな間違いだった。今は独り身なので今大会はかなりイイだろうね。興奮しているよ」と生々しく証言している。

 コンドーム問題から透けて見える選手村の実態に新型コロナの感染対策が徹底できるのか疑問の声が続出しており、ネット上では批判の殺到。「選手村はSEXランド。選手の感染は自己責任?」「アスリートが五輪出場のために努力するのは世界中の選手とセックスできるからか」「コンドーム配るけどセックスはしないでねってそれは無理あるわ」と糾弾する国民の声が上がっている。

〝夜の国際交流〟でクラスターが発生すれば大問題となるが、大会組織委員会はどこまで対策を徹底できるだろうか。