【痩せる門には福来る】痩せ効果に期待 ノビレチンたっぷりの100%シークワーサー原液

2019年11月20日 10時00分

長寿の島で愛されている(写真はイメージ)

【ダイエット王子・工藤孝文の痩せる門には福来る】柑橘系のシークワーサーが注目を集めています。きっかけは「シークワーサー果汁が認知症に効く」とテレビなどで紹介されたこと。一方でダイエット効果も高いことでも知られています。詳しくご紹介しましょう。

 なぜシークワーサーが良いかというと、成分のノビレチンにあります。「痩せホルモン」と呼ばれるアディポネクチンの量を増やすことで筋肉内の酵素を活性化し、糖や脂肪をエネルギーとして活用する働きを持っています。つまり脂肪を燃焼しやすくなり、痩せ効果が期待できるというワケです。

 それだけではありません。植物の色素成分でもあるノビレチンには血糖値の上昇を防ぎ、脂質の代謝を促すという効果も。血圧、コレステロールの抑制効果、血流改善に加え、前述した認知症予防の観点からは記憶障害改善作用があることも研究で分かってきました。

 さらにビタミンCも多く含まれますので亜鉛が吸収されやすくなり、味覚リセットの効果もあります。ノビレチンはほかの柑橘類にも含まれますが、シークワーサーの含有量はトップクラスです。

 このようにシークワーサーの効用は大きいですが選ぶときには注意が必要です。市販のジュースは味が調整されていて飲みやすい半面、有効成分であるノビレチンが少ない傾向にあります。したがって確実に摂取するには100%のシークワーサー原液がお勧めです。最近ではプチブームとなっており輸入雑貨店やスーパーなどに置いてあるところもあるのでチェックしてみてください。

 ただ原液を飲むときにも注意点があります。シークワーサーは酸性度が強いため、空腹時や胃腸が弱っているときは胃粘膜を刺激し、健康効果どころか逆に体を悪くしてしまいます。そのため原液を飲む場合は必ず薄めて飲むようにしてください。

 ほかにも今だったら、調味料としてすだち代わりにさんまに搾ってもいいですし、鍋のときにおしょうゆにたらして使ってもポン酢のようにおいしくいただけますよ。お酒に関しては適量を守るのが大前提ですが、焼酎割りにもバッチリ合います。

 沖縄など南国では生のままよく見かけますが、あまりなじみがない方も多いかもしれません。これを機会にいろいろと活用してみましょう。

☆くどう・たかふみ=福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。帰国後、糖尿病などの生活習慣病、漢方・東洋医学・ダイエット治療を専門とし、自身も10か月で25キロの減量に成功した。現在は福岡県みやま市の工藤内科でダイエット外来を含めた地域医療を行う。NHK「あさイチ」「ガッテン!」、日本テレビ系「世界一受けたい授業」などテレビ出演、ダイエット・東洋医学に関わる著書多数。最新刊は「医者も驚いた!ざんねんな人体のしくみ」(青春出版社刊)。医師+(いしぷらす)所属。