批判をやめるって!? 7月10日投開票の参院選は後半戦に突入。候補者たちは激しくしのぎを削っているが、政党間の争いもすさまじい。そんななか、立憲民主党が日本維新の会の批判を抑制するという報道が流れた。

 一部報道によると立民幹部会で、維新批判をすることによって逆に維新が目立つことになるため、「批判を抑えるべき」との意見が出たという。これに困惑するのが選挙の現場で活動する立民関係者だ。「党本部からは何も言われていないが、いったい何を考えているのか。戦う姿勢を失ってはいけない」と首をかしげる。

 大阪を中心とする関西で勢力を拡大してきた維新は東京にも進出。東京選挙区(改選数6)に擁立した海老沢由紀氏は、情勢調査によると当選するかしないか、ギリギリの位置につけているとされる。野党第1党の立民にとって、維新が警戒すべき相手であることは間違いない。

 立民が東京選挙区に擁立したのは蓮舫氏と松尾明弘氏の2人。松尾氏は1日、有権者からその場で質問を受けるスタイルの演説を敢行。有権者からは「維新に負けないで~。なんで負けるの?」との声も。蓮舫氏はともかく、松尾氏は厳しい戦いとなっているのだ。

 そうした状況でも松尾氏は、維新批判を抑制するのか? 直撃すると「私は言います! おかしなものはおかしいと言うのが政治家の仕事。相手が維新でも立民内部でも、おかしいものは私は言いますよ」と容赦はしないと話した。

 演説ではどんな維新批判をしているのか?

「やはり〝カジノ・イソジン・核武装〟でしょう。大阪の経済をメチャメチャにしてカジノにすがらざるを得ないようにしたのに何言ってんだって話だし、イソジンはコロナで大変なときに科学的根拠のないものを取り上げるという危機管理能力のなさ、核武装も言うだけ言って説明がないのは無責任です」

 選挙後半戦も熱い戦いが繰り広げられそうだ。