立憲民主党から参院選比例代表候補として再選を目指す有田芳生氏(70)が22日、都内で選挙戦をスタートした。
テレビコメンテーターとして活躍した14年間に地下鉄サリン事件を起こしたオウム真理教と闘い続けた有田氏は、2010年の参議院選挙(全国比例区)で初当選。それからの12年間は国会で北朝鮮による拉致問題などを取り上げ、解決に向けて政府を相手に鋭い質問をぶつけてきた。
有田氏は参院選について「自民党は争点のひとつに安全保障を言っていて、防衛費を2倍にすると言っているが、そんな財源は消費税を上げるか、社会保障を削減するしかないです」と話した上で「国民の感覚は物価値上げに参っています。ビールや焼酎など身近なものが値上がりし、とうとうラーメンまで値上げが始まっています。岸田政権は国民の切実な問題に応えてなく、うまくいっていない。最低賃金を1500円、大企業には適正な税金や法人税を払ってもらう政治を作っていかないとダメです」と訴えた。
公示前の世論調査では「自民党が野党に圧勝する」とのデータが出ていたが、有田氏は「その動きは世論から見ると変わってきています」と指摘する。
3期目を目指す有田氏は「98年、橋本龍太郎政権は参院選で消費税問題で失敗しています。今回、物価問題を議論していかないと参院選の結果は分からないと思います。僕は物価問題一本でやっていこうと思っています」と力を込めた。












