
参院選を前に盛り上がりを見せているのは、テレビやネットで行われる各党党首や幹部の討論会だ。先日、「報道ステーション」(テレビ朝日系)でNHK党の立花孝志党首が言論統制があったとして、退席する騒動もあったが、それ以外でも与野党が火花を散らしている。
19日に放送されたNHKの「日曜討論」では、各党の政策担当者による討論が繰り広げられ、自民党の高市早苗政調会長がれいわ新選組の大石晃子政審会長や党に対し、「でたらめを公共の電波で言うのはやめていただきたい」とクレームをつける場面があった。
れいわが公約で「消費税が社会保障の一部にしか使われていない。法人税減税の穴埋めに使われている」と掲げたことに反論した格好だが、「でたらめ」とまで踏み込んだことで、ネット上ではカンカンガクガクとなった。
またガーシーこと東谷義和氏の暴露を引用する形から危険視されていた立花氏は、実名は控えるなどの自主規制をしながらも、テレ朝だけでなくTBS、ニコニコの討論会で爆弾ネタを投下。テレビ局はこの期に及んで、立花氏を排除すれば問題になりかねないとあって、発言機会を極力少なくする措置で放送事故を起こさないよう警戒している。
「日曜討論」では立憲民主党の小川淳也政調会長が新型コロナの対応を巡って、「東京ですら4500人しか亡くなっていないのに、大阪で5000人亡くなっていますからね」と“4500人しか”との発言で批判を浴び、「東京の犠牲を軽んじているかのようにとられかねない表現でした。深くおわび申し上げます」と謝罪した。
「前半戦は完全に立花氏が話題をさらった。野党は岸田首相や自民党を攻め込まないといけないのに野党間でやり合って、失言まで出る始末です。岸田首相は手堅いタイプなので、形勢が変わるような事態にはならないでしょう」(永田町関係者)
22日の公示までに日本記者クラブ主催の党首討論、日本テレビやNHKでの討論会が控えているが、新たな波乱は起きるのか。
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