ジャーナリストの鈴木エイト氏をネット上で侮辱したとして侮辱罪に問われている旧統一教会顧問弁護士の中山達樹被告の初公判が22日、東京地裁で開かれた。

 起訴状によると中山被告は2023年8月に「川塵録」と題するブログで鈴木氏に対して侮辱文言を投稿。インターネット利用する不特定多数の者がアクセスすれば自由に投稿を閲覧できる状態にして侮辱したという。

 公判後、鈴木氏と弁護人が司法記者クラブで会見を行った。同席した弁護人によると起訴状の認否について中山被告は投稿した事実は争わないが、投稿内容の評価については争うとしているという。

 これまでの経緯について鈴木氏は「教団の問題に取り組む私のようなジャーナリスト、全国弁連の弁護士、教団の被害者、特に二世の方に対する誹謗中傷を当時のツイッター、ブログで連日行っていた。そんな中で23年に彼のブログで、私に対する酷い侮辱の投稿があった。ここで言うのもはばかれる内容だった」と説明した。

 続けて「教団の被害者である二世に対しての誹謗中傷が酷かった。勇気ある告発、声を上げた二世たちが声を上げられない状況が起こった。そういう状況をなんとかしたいと思い、刑事告訴をした。彼に関しては弁護士として、いかがなものかというところもあるので懲戒請求だったりも必要かなと思う」と強い意思を示した。