自民党の都議ユーチューバーで、元テレビ朝日アナウンサーの川松真一朗氏(41)が26日、自身の公式ユーチューブチャンネルを更新し、〝令和の暴露王〟ガーシーこと東谷義和氏(50)が参院選への出馬を表明した話題を取り上げた。

 東谷氏は25日、参院選に立花孝志党首率いるNHK党からの出馬を表明。同党は26日、比例代表での擁立を正式発表した。

 川松氏は「あのガーシーが出馬を決め、ネット界含めザワザワしている。賛否両論ある中でとても注目している」と切り出した。

 川松氏は「ガーシーが出馬したら社会の見える景色、既存のメディアのあり方、政治に対する無関心層の反応も含め、地殻変動が起こるかもと思った。冷やかし、ふざけるなという人もいるが、出ることで選挙なんて注目していなかった、政治なんて知らないという人がどれだけ入ってくるは注目」と無党派層や若者層の投票行動にどれだけ影響が出るかは見ものだと指摘する。

 NHK党の立花氏は参院選中、NHKや民放での政見放送で、東谷氏をVTR出演させ、ユーチューブ同様に爆弾ネタの投下を予告している。

 川松氏は「著名人の暴露ネタをやっているが、地上波のワイドショーとかが取り上げないのはおかしい、とガーシーは言っている。政見放送で暴露ネタをやり続けると誰も修正できないし、止められない。そういう場面になった時、メディアや表現の自由が社会で議論されるかが気になる。メディア、ワイドショーのあり方を変えるきっかけになるので注目している」と政見放送の内容を巡っても各所に一石を投じるのは必至とした。