3つの事件でついに起訴N国・立花党首 被告人でも余裕しゃくしゃくのワケ

2020年04月10日 16時00分

立花孝志党首

 炎上騒動を繰り広げている、NHKから国民を守る党の立花孝志党首が、ついに刑事被告人となった。東京地検が9日、不正競争防止法違反、威力業務妨害、脅迫の罪で立花氏を在宅起訴したが、当の本人は余裕しゃくしゃくだ。

 立花被告は、昨年9月にNHK集金人が持つ情報端末の画面を撮影したのが不正競争防止法違反、同年11月にその撮影動画を「公開する」とNHK側に迫ったのが威力業務妨害に問われ、7日に書類送検されていたばかり。中1日という異例のスピード起訴となった。

 起訴された案件はこれだけではない。立花被告は昨年7月に元N国党の二瓶文徳中央区議を「潰しにいく」と発言し、同10月に脅迫容疑で書類送検されていた。その後、この件は長らく放置されていたが、今回のNHK絡みの事件との合わせ技で、ようやく起訴された。

 立花被告はこれまで4度書類送検されていたが、いずれも不起訴。今回は3つの事件で起訴され、初めて刑事被告人となった。

 立花被告はこの日、公開した動画で「被告人になることはウエルカム。(公職選挙法違反疑惑の)河井(克行)衆院議員と違って、堂々としている」とコメント。

 普通の人なら被告人となるのは避けたいところだが、立花被告の場合、法廷で自身の主張、反論ができるとあって一貫して「検察は不起訴でグレーにするのではなく、起訴してくれ」と訴えていた。

 特に今回起訴されたNHKの事件では、集金人が個人情報をいとも簡単に第三者に提供している実態や、反社会的勢力とのつながりを問題視したことが“犯行動機”と訴える考えで、罪自体は「償いたい」としている。

「仮に有罪になっても罰金刑とか執行猶予が付けば政治家は続けられる。あまり心配しないでください」と立花被告。裁判すらも注目を集めるための舞台にするとは、恐ろしい限りだ。