スペイン1部レアル・マドリードが同レアル・ソシエダードに放出した日本代表MF久保建英(21)を3000万ユーロ(約40億8000万円)買い戻しする可能性があると、同国メディア「デフェンサセントラル」が伝えている。

 カディスとの開幕戦で2トップの一角として出場し、ゴールを決めた久保について同メディアは「素晴らしいパフォーマンスはSNSで多くの話題を呼んだ。Rマドリードは高い代償になるが、久保を将来連れ戻す可能性を排除していない」と報道。昨季王者は今夏に久保をRソシエダードに移籍させたものの、保有権50%を保持しており、来季にも〝復帰〟させることが可能という。

 同メディアによると、久保の契約解除金は6000万ユーロ(約81億6000万円)となっており「元Rマドリードの選手を買収するかを決定するのは時期尚早ではあるが(クラブが)買い戻すことを決定した場合、3000万ユーロを費やさなければならないことを意味する」という。

 さらに「この夏に(久保を)売却したにもかかわらず、Rマドリードは日本人ウインガーへの希望を失っていない」と指摘。今後も成長を続ければ、来季は〝白い巨人〟でプレーしているかもしれないようだ。